初心者必見!クレジットカード選びのコツと使い方
クレジットカードを持ったことがない人からすると
「作るのは大変そう」
「現金を持ち歩く方がなんだかんだ言って楽」
「年会費とか払ってまで作る必要あるの?」
等々のイメージがあるかもしれません。
ですがクレジットカードには様々なメリットがあります!
利用金額に応じてポイントが貰えたり、カード会社ごとに独自の特典があるので、 現金で支払うよりもずっとお得になるのです! そんなクレジットカード。 初心者にオススメのカードや選び方、メリット、使い方まで解説していきます!
クレジットカード持つメリット
まずクレジットカードを持つことで得られるメリットを3つ紹介していきます。
1,ポイントやマイルが貯まる
クレジットカードを利用して支払いをすると、ポイントやマイルが貯まります。 そのポイント還元率は、カード会社によって様々ですが 大抵の還元率は0.5%~1%程度が一般的。 例えば・・・
還元率1.0%のカードで毎月の携帯料金10,000円支払い
→1か月100ポイント、1年間で1,200ポイントが付与この様に現金でもカードでも支払総額は同じ。でもポイントやマイルが付与される分だけカード決済のほうが確実にお得ですよね。
2,銀行口座から現金を引き出す手間がない
「あれ、財布に現金入ってたっけ?」
「現金引き出したいけど近くに銀行やATMがない!」
「手数料がかかる時間じゃん・・・」
なんてこと経験したことはありませんか? 朝やお昼時、給料日には多くの人が並んでいてお金を引き出すのに時間がかかることも多いですよね。ですがカードを持ち歩くことでそういった機会はグッと減ります!もちろん、現金のみしか使えないお店もありますが それでも手間や時間、手数料などを節約することができます。
3,急な出費があっても安心
「今月、予想外の出費でピンチ!」
そんな時、クレジットカードのキャッシング利用枠が設定されている場合は現金をカード会社から借りることも可能です。利用方法は簡単で、ATMなどの機械を操作するだけ。 ただ、借りた金額と支払いまでの日数によって年利で15%~18%程の利子が発生します。なのでクレジットカード初心者は特に、「緊急時の最終手段」という認識でいましょう。
4,ちゃんと金額は一致してる?
カードで支払う際、必ずチェックしなければいけないことがあります。 それは「金額は間違っていないか」ということです。当たり前のことですが、これをせず請求が来て気づくという人も少なくありません。店員さんが間違えて金額を入力して、0が一つ多かったり そもそも金額が間違っている可能性もあります。悪徳なお店だとわざと多く金額を入力するなんてこともないとは言い切れません。
なので、
「暗証番号やサインをする前に必ず確認」をするクセをつける! 後から支払のキャンセルに手間を取られないためにも、これは必須です。
カードの選び方(ライフスタイル、ポイント、年会費、ブランド)
「よし、クレジットカードを作ろう!」
なんて思ってもクレジットカードにはいろいろな種類があって迷ってしまいますよね。 なので、クレジットカードを選ぶ際にどうやって決めれば良いのか4つのポイントをまとめました! 下記のことを参考に自分に合っているカードを決めてみてください!
1,ライフスタイル
例えば旅行が好きならマイルが効率よく貯まるカードや空港でのサービスや旅行保険が充実したカードが良いでしょうし、 車をよく利用する人であればETCの利用でもポイントが付与されるカードが良いでしょう。 他にも、amazonや楽天市場などのネットショッピングを利用する人は、還元率がプラスされるカードなどカードによって色々な特化した特典があります。自分が日常でカードを使用する頻度が多いのはどういったシーンかを考えてみると分かりやすいです。
2,ポイント
先ほどお話した通り、クレジットカードを利用する際に0.5%~1%程度が還元ポイントとして付与されます。ですがカードによってはそのポイント還元率が大きく違う場合もあります。それは提携している店舗であるかどうかで違ってきます。大抵のカードは独自のECモールを持っていて、そこを経由することでポイント還元率が20%になるなんてこともあります。
実店舗での利用でも例外はなく、提携していればポイント還元率はプラスに。なのでまず自分がよく使う店舗はどのカード(VISAやMasterCard、American Expressなど)が使えるのか、どれくらいポイントの還元率があるのかをよくチェックしてみてください。クレジットカードを作っていなくても、各カード会社のHPで確認することが可能です!
3,年会費
カードによって年会費はもちろん変わってきます。
- ・初年度無料
- ・永久無料
- ・年間支払額によっては無料
- ・年会費固定
など様々。
初めてクレジットカードを作る場合には「初年度無料」か「永久無料」のカードがおすすめです。また年会費が発生するカードはほとんど 「ゴールド」「プラチナ」などグレードが高いものです。 グレードが高い分、限度額や保証、サービスはしっかりしていますが、いきなりそういった物に手は出さずとも年会費が無料のカードでも十分なサービスや保証が受けられます。なにより、審査がグレードが高くなればなる分だけ厳しくなってきますから、
初めてカードを作る際にはそこまでのものは必要はあまりありません。
4,カードブランド
カードのブランドも様々ありますが、有名なものだと下記の4つでしょう。
- ・VISA
- ・JCB
- ・MasterCard
- ・American Express
どれかしらはあなたも見たり聞いたりしたことがあるかと思います。 それぞれ特色があるのでそれをよく知るのも重要です。
例えば・・・
・VISA
→国際カードとして持っていて損はない
国内外で利用できる店舗も多い
・JCB
→日本発のカードブランド
国内ではもっとも利用できる店舗は多いが、海外での提携店舗数は他海外発ブランドと比べると少ない
などこの2つを比べてみても特色の違いは歴然。 この特色を理解しておいて損はありません。
・クレジットカード使い方(お店)
まず確認するのは「店頭でクレジットカードを利用できるかどうか」ということです。 利用できないカードブランドがある場合があるので、不安な時は店員さんに確認してみてください。 そして使い方は何も難しいことはありません。会計時に「クレジットカードで」と一言伝える。 これだけでOKです。
すると大抵の場合は支払い回数を聞かれるので、支払い可能な回数を伝えてください。 大抵は以下の3つの支払回数かと思います。
- ・一回払い
- ・分割払い
- ・ボーナス払い
加盟店によって可能な支払い方法は違ってきます。 1回払いはどの店舗でも可能です。
居酒屋や大衆向けの飲食店だと「一回払いのみ」という場合も多いので注意です。
また、分割払いやボーナス一括払いは、支払い時店員さんに可能かどうか質問して利用してください。レジで決済が完了後はクレジットカード払いをしたという伝票と通常のレシートの両方、あるいはレシートのみを受け取ってクレジットカードでの支払いは完了です。サインをしたレシートは後ほどクレジットカード会社に送られ、
お店の控えは別に出力されるためお店側で保管されます。 また、支払い手続きの最中、パスワードやサインを求められる場合も。 その場合について、下記で解説します。\
・パスワードとサインが必要な場合も
クレジットカードで決済すると、パスワード入力やサインを求められる場合があります。
大抵のクレジットカードは申込時にパスワードの設定を求められますので、そのパスワードを使用してください。
パスワード入力は、レジで決済を進めていくと 「暗証番号を入力してください」と言われて、暗証番号入力用の端末を渡されます。 そこでパスワードを入力しましょう。
一般的によく見られる決済用の端末の場合・・・
- 1,暗証番号を入力
- 2,緑の「〇」ボタンを押す。
- 3,暗証番号が送信され、チェックを通過すれば完了
となります。
お店や端末によっては金額を自分で入力することも稀にありますので その際にはよく確認して入力してください。
そして、レシートに署名を求められる場合。パスワード入力がない、あるいは1回あたりの支払金額が大きいお店だとサインの場合が多いです。
署名した筆跡とクレジットカード裏面のサインを見くらべることで、本人であることを確認。 それが終わると店員さんはクレジットカードとレシート類を一緒に返却してくれます。
少し手間だと感じるかもしれませんが、この手続きは、不正利用をされないように本人確認をするための重要な手順。 コンビニやガソリンスタンドなど少額決済のお店では省略される場合も多いですが、 多くの場合はパスワードやサインが必要です。
・クレジットカード使い方(ネットショッピング)
ネットショッピングでクレジットカードを利用する際の手順を説明していきます。
- 1,支払い方法にクレジットカードを選択
- 2,クレジットカード決済画面で必要事項を入力
入力項目は以下の通りです。
- ・カード番号(16桁の数字)
- ・カードの名義人(多くの場合はカードに明示されているローマ字の通り入力)
- ・有効期限(年と月を選択または入力)
- ・セキュリティコード(クレジットカード裏面に印字されている数字の下3桁、一部のカードは表面に印字の場合もあり)
- 3,決済画面に必要事項を入力
- 4,完了ボタンを押す
- 5,「決済が完了しました」というメッセージが表示される
これで支払自体は完了です。
もし入力内容を間違ってしまった場合は、もう一度決済画面に戻ります。 そこで入力内容を再度確認してください。
大抵は入力を求める画面で「どの情報が間違っているか」が提示されるので確認してください。
決済が完了すると、決済内容が登録しているメールアドレス宛てに送信してくれる店舗がほとんど。 送信サービスがない場合は、カード会社のマイページから内容が確認できます。中には「決済完了画面に表示した決済番号などを控えておいてください」と表示される場合も。その場合は決済番号をきちんとメモしておきましょう。
よく使うショップではカードを登録すると便利
使用頻度の高いショップの場合は、クレジットカード情報をあらかじめ登録しておくと入力レスで便利です。
Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトは、クレジットカードの情報を登録できるます。
クレジットカードの情報を登録すると便利なのですが、注意点があります。それは「有効期限切れ」です。
有効期限が切れたクレジットカードで当然決済はできません。
エラーになって初めて気づく・・・なんてことも少なくありません。
なので、契約更新後の新しいクレジットカードが届いたらすぐ、登録しておいたクレジットカードの有効期限などを修正することで防ぐことができます。
クレジットカードで失敗しないための注意点
クレジットカードはとても便利なものですが、だからこそ注意しなければいけないことがあります。 それらを具体的な内容を踏まえて説明していきます。
支払回数には要注意
クレジットカードは現金のように使ったらなくなるわけではありません。現金がなくても欲しい物を購入ことができますよね? そうなると注意したいのが「使いすぎ」という点です。もちろん上限金額は決まっていますから、設定以上の金額は購入できません。でも無計画に購入し、分割払いやリボ払いを使うと手数料も増えてしまいます。
「支払回数が多ければ多いほど手数料も必要になる」 ということは常に頭に置き、計画的に使用しましょう。
暗証番号の扱い
暗証番号は言わずもがな重要なものです。
忘れたら決済できませんし、第三者に知られたら悪用されることもあります。なので、
「暗証番号を券面に書かない」
「誰にも教えない」
「特定しにくいものにする」
これを徹底してください!
紛失したときの対応
もし紛失してしまった場合。
とにかく冷静かつ迅速にカード会社の紛失盗難窓口に連絡してください。そうすれば紛失したカードの利用を停止することができますし、不正利用された場合、カード会社によっては保証を受けることもできます。
予め携帯電話の連絡先に登録しておくといざという時にとても便利です。
悪用されるリスク
クレジットカードが悪用されるリスクはどうしても拭いきれません。 よくある具体的な例として・・・
- ・個人情報を聞き出そうとする詐欺
- ・車上荒らしによる盗難
- ・温泉やスポーツクラブ、ゴルフ場のロッカー荒し
- ・詐欺サイトによる情報の詐取
これらが悪用される原因としては多いケースです。
悪用を防ぐためには、普段から利用明細をチェックすること。それによって悪用されていた際に気づくこともできます。毎日チェックネット上でチェックするのは難しいかもしれませんが、3日に1回や1週間に1回などのチェックをしていくようにしましょう。